保育室から

「今、○○ちゃん、天に宝を積んだと思うな。」
年少の友達が困っていたのをさりげなく手伝った友達を見て、ある年長児が言いました。                                             つい先程、大学の山根先生から『光の子として歩きなさい』『天に宝を積みましょう』という内容の神様のお話を聞いた年長児の言葉です。

子どもたちは、今まで2年間または3年間神様のお話を聞いてきました。3月の幼稚園最後のこの神様のお話は、モンテッソーリ教育で年長児と考えたり実験を行ったりしてきた天地創造の話と結びつき子どもたちの心の中にストンと腑に落ちたようです。

10月の「タラントン」の話では、自分の内面を見つめ直し、神様からそれぞれが頂いている力のことについて考えることができました。そして、今回の神様のお話を通して自分の事だけでなく友達の行いを見て賞賛できる子どもたちの姿を目の当たりにして、目に見えないけれどとても大切なものが子どもたち一人一人の心の中に広がっていることを感じました。

これから、困難なことに出会うかもしれません。でも、大丈夫、神様は乗り越えられない試練は与えません。自分を信じ、光の子として歩んでください。(あやめ組 蜂谷)