7月の園だより
梅雨明けはまだ先のようですね。保護者の皆様におかれましては緊急事態宣言発令中には、分散登園や家庭保育の協力をお願いしたところ、大勢のご家庭にご理解とご協力をいただきましてありがとうございました。心より感謝申し上げます。6月23日からは、全学年の登園が始まりました。縦割り保育ならではの3学年のかかわりが見られること、とてもうれしく思います。
さて、幼稚園の園庭の大きなクスの木に、カラスのつがいが6月上旬から巣をつくり始め、毎日鳴き声が聞こえていました。卵からひなが孵ると親ガラスも警戒して、鳴き声も今まで以上にけたたましい鳴き声になっていました。鳴き声だけならよいのですが、子ども達の安全を考えて、専門家の方に相談したり園庭で遊ぶのを中止したりしました。巣立った後、また、巣をつくらないように巣の撤去と木の剪定を予定しています。
日々の生活の中で、カラスの鳴き声を聞いたり姿を見てあまりよくない印象をもったりする子どもの様子が見られました。子ども達の実態から、担任は、カラスの手袋人形を使ってお話づくりをしたり、絵本を読んでカラスのイメージを変える工夫をしたりしています。
本園は、モンテッソーリ教育を取り入れた保育を中心にしていますが、日々の生活の中で、子ども達が身近な環境にかかわり、関心をもったことを把握し、それを保育に取り入れる工夫をして、子どもの学びや育ちにつながる教育も大切にしています。
・・・カラスの絵本紹介・・・・・黒くて怖いイメージをもっていたカラス。こんなにたくさんの絵本があるなんてびっくりしました。カラスのイメージが払しょくできる絵本をご家庭でも楽しんでください。
『からすのパンやさん』『からすのおかしやさん』『からすのやおやさん』『からすのてんぷらやさん』『からすのそばやさん』『かあーかあーからすさん』『カラスのスッカラ』『6わのからす』『カラスはてな?』『カラス』『ミルトンとカラス』『七羽のからす』『からすのカーさんへびたいじ』『からすたろう』『かめとからすとはちのおんがえし』『からすのたまごにいちゃん』『白いからす』『からすのせっけん』『いちわのからす』『カラスのいるゆうびんきょく』『そらちゃんとカラスボッチ』『カラスのはねはなぜくろい』『カラスがまちにすんでいる』『カラスとカケスの物語』『カラスのだんなのはりがねごてん』『カラスとカモメ』『灰色のカラス』『カラスだんなのおよめとり』『からすのかあさん』『からすのかんざぶろう』『からすのカラッポ』『からすじぞう』『ましろとからす』『からす学校』『カラスは天才』・・・など (2021.6.25 園長 近藤)