保育室より

 先日の神さまのお話で、自分のためだけでなく誰かのために祈ることを教わった子ども達。その日の帰りの集いで、早速皆でお祈りを考えてみることにしました。「どんなお祈りがしたい?」と尋ねると、「みんながいつも元気でいられるように」「みんながケガをしないように」「みんなが楽しく暮らせるように」などの声が上がりました。「みんなって誰の事?」と聞いてみると、「幼稚園のみんな」「お休みしているお友達」「お父さんやお母さん」「世の中の人たち」…。みんなという3文字に誰かの存在がちゃんと込められていて、心がほっこり温かくなりました。

 泣いているお友達がいると「どうしたの?」と優しく声をかけ、困っているお友達がいると「手伝おうか?」と自然と手を差し伸べることが出来るクラスの子ども達。周りの誰かに向ける優しい眼差しや温かい心を、これからも持ち続けていてほしいと思います。

    (年中すみれ組 畑元)